視察先は広島市にあるアクト中食(株)で創業100年を迎えられた老舗です。現在、業務用食品やお米・酒類などの食材を中心に、お客のさまざまなニーズに応じた商品開発を行うなど新しい食サービスのネットワークで成長企業として注目されている会社です。
現在の米市場の実態や消費者の動向など興味深いお話を伺い、今後の研究会での取り組み方向についての多くの参考意見をいただくことができました。
米穀事業部の工場を見学させていただきました。上の写真は米の低温保管庫で室温14~16℃に保たれています。月当たり500~600トン(米袋にして18000袋前後)の米が出入りしているそうで、広島県産を始め、他県産の米も保管してありました。
精米・計量・袋詰めの工程を見学させていただきましたが、機械化された設備の中で製品の安全性を保つための検査などが徹底されている様子が伺えました。
消費者のニーズに応じた商品が多数製造されています。貴社は宅配サービスをされており、お客様の意見を反映した製品開発やサービスの充実を図っておられます。
無洗米も最近はよくでるそうで、特に外食産業向けには炊飯窯の大きさに応じて計量された米を袋づめすることもやっておられます。きめ細かいニーズに応じたサービスの一端を見せてもらいました。
これは贈答用のお米で子供さんの誕生祝いの商品です。子供さんの顔写真に生まれたときの体重と同じ重さのお米が入っており、赤ちゃんを抱っこしている感覚がいいですね~。もちろん中身は新潟魚沼産ということでお値段も高そうです。
最後に担当の中村課長さんが言われましたが、少量多品目で大変ですが、お客様のニーズに応えていけるよう努力する旨を伝えてくださいました。
アクト中食(株)米穀事業部のみなさんにはお忙しい中、研修を受け入れて頂きありがとうございました。私たち生産者も消費者の皆さんに喜んで頂ける、安心・安全で美味しい米作りに頑張っていきます。
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