2012年2月23日木曜日

竹パウダーを活用した米作り検討会

今年2回目となる『山内竹肥料研究会』の米作り検討会議が開かれ、若山農業指導員、庄原市農業振興課、JA庄原、全農広島の各担当者と、広島県立大学の黒木先生にも参加していただき、専門的見地からアドバイスをいただきました。今回の会議では、①市、JAのブランド米への取り組み、②竹を活用した米のネーミングと商標登録、③竹パウダー肥料の散布方法、散布時期、散布量、④新品種「あきさかり」の栽培等について協議をしました。
私たちが取り組んでいる『安心・安全で美味しい米作り』をさらに進めていくべく、竹を活用した栽培法の確立を目指しています。上記の本は農文協から出版された『竹の徹底活用術』という専門書です。
この本は、竹の効用から活用法などを実践例をあげて、分かりやすく書かれており、とても参考になります。自然の素材を生かした米作りに今後とも研鑽を積んで行こうと思っています。

2012年2月8日水曜日

自然農薬「パワー竹酢」づくり

私の愛読書(農業参考書として使っています)「月刊現代農業2005年6月号」に、自然農薬で病害虫防除という特集記事が載っていました。私自身も野菜や米づくりをする中で出来るだけ化学農薬を使わない、出来れば無農薬で栽培したいと「健康な作物は健康な土づくり」からをテーマに取り組んできました。今年は一歩進めて米栽培で竹酢を使い、「イモチ病・カメムシ対策」「倒伏防止」の効果を実証実験してみようと思います。
パワー竹酢液の作り方、竹炭を焼くときに出た竹酢(炭焼きおやじの会川森氏より)にニンニク(自家製)と激辛とうがらし(後日購入予定)、ドクダミ(花の咲く5月ごろ採取予定)を配合し、3か月以上熟成させエキスを抽出する。配合比は竹酢10リットルにニンニク2kg、激辛トウガラシ1kg、ドクダミ2kgとします。散布時期・希釈倍率等については、実際に行う時紹介したいと思います。
余談ですが、私の父親(10年前に亡くなりました)が色々な焼酎漬け(ニンニク、ドクダミ、アロエなど)を作って健康管理のために愛飲していたものが残っています。記事の中に焼酎を希釈して葉面散布すると植物が刺激を受け、活性化されることで健康な体を維持するとともに、稔実をよくし、食味も上がる効果が期待できるとありました。捨てようと思っていたものでしたが、有効利用して効果を確認してみようと思います。