2014年2月26日水曜日

東京の米コンクールで入賞しました!

花の都・東京で、味にうるさい東京っ子のめがねにかなう「美味しいごはん」をお米の目利き・お米マイスターが選ぶ『第1回東京”粋な”ごはんグランプリ』が開催され、全国から集まったお米の中から、山内自治振興区米つくり研究会の「あきさかり」が上位入賞しました。

竹肥料づくり本格化!!

今年で竹パウダーを使った米の栽培を始めて5年目を迎えます。山内自治振興区米つくり研究会では、26年産米”里山の夢”の作付けに向けて本格的な竹肥料づくりを開始しました。
1月から4回の作業で竹林の伐採、樹木破砕機により竹パウダー25トンを作り、牛堆肥と混合し発酵させます。
竹には稲作に不可欠のケイ酸やミネラル成分等が多く含まれる他、竹林は土着菌の宝庫であり、健康な土づくりに大きな効果を発揮します。
また、堆肥化の過程で乳酸発酵し、作物に良い影響を与えます。
竹肥料・竹パウダーの効果は
①殺菌・抗菌効果により病害虫が減る。
②土中の微生物が活性化し、土の団粒効果がある。
③根が活性化し、ミネラルやリン酸吸収が促進される。
④作物の甘み・旨味が増す。
⑤消臭効果で堆肥独特のニオイがなくなる。
竹パウダーのまま、田んぼや畑に散布しても同等の効果が期待できます。


2014年2月13日木曜日

”しょうばら愛サミット”に参加!!

 2月11日(火・祝)に庄原グランドホテルで、まちづくりをテーマに市民がアイデアを出し合う「第4回しょうばら愛サミット」が約50名の参加者が集い開催された。
 コーディネーターのNPO法人市民プロデュ―ス(山口県)の船崎美智子理事長の進行で、4つのテーマについてワークショップ形式で意見を出し合いました。
 山内自治振興区が取り組んでいる『竹パウダーを肥料に使ったブランド米づくり』もテーマに取り上げていただき、多くの人から率直な意見をいただきました。
 ブランド米を推進していくためのアイデアとして、①イベント等への積極的な参加で味の良さを知ってもらい知名度を上げていく継続的な努力、②一般消費者・企業を対象に水田のオーナー制度の実施、③生産者の顔の見える安心・安全な米づくり、④日本食ブームに乗って中国市場へ、⑤小中学校の給食で子供たちに美味しさを知ってもらう、農作業体験等の食育教育などなど、今私たちが抱えている販売促進に関してたくさんのアイデアをいただきました。
これを参考に次のステップに進むべく実行していきたいと考えています。
最後に各テーマごとに発表し、庄原グランドホテル手作りの美味しいスイーツとコーヒー等をいただきながら、皆さんと有意義な時間を持つことができました。
船崎先生、市役所・グランドホテル関係者、市民の皆様本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

2014年1月24日金曜日

”たかの道の駅”でブランド米『里山の夢』を売る!!

 昨年4月に尾道松江道が開通(三次~松江の一部区間)に伴い、庄原市高野町にある「たかの道の駅」が開業しました。
 駅舎から眺める尾道松江道です。
尾道~松江間で標高が最も高い庄原市高野町は、冬の間積雪が1メートル前後あり”広島県の北海道”と言われています。
道の駅に隣接して『雪室(ゆきむろ)』があり、リンゴやお酒などの地元産品を貯蔵・保管しています。
 

 店内には地場野菜やスイーツなどの産品が並び、訪れる観光客の人気となっています。

 
お米コーナーには生産者こだわりのお米が並び、美味しいとの評判から人気コーナーになっています。
ブランド米『里山の夢』も出品しており、1kgと5kgの2種類を販売していますが、お土産に買って帰られてからリピーターになっていただいた方もおられます。
庄原市内では”かんぽの郷庄原”、”備北丘陵公園”、”ゆめさくら”でも店頭販売しています。ぜひお立ち寄りください。

2014年1月13日月曜日

恒例の『新年会&とんど祭』やりました~


25戸の小さな集落ですが、集会所に集まって今年の行事はじめ、たのしく和気あいあいと美味しい料理をいただきました。
我家の孫(10か月)です。女の子?いいえ愛嬌いっぱいの男の子です!
孫は目に入れても痛くないとは本当ですね。
今年の火付け役は、年男(60歳)の私がさせていただきました。見事に一発で着火!!


炭火でサバやホッケの魚を焼き、竹に入れた日本酒を沸かします。遠赤外線で焼いた魚は格別美味しいですね~。
とんどの火で焼いたものを食べると、一年元気で過ごせると言われています。

集会所の前では、焼き物やぜんざいでお・も・て・な・し。
美味しくいただきました。

私たち地域では『とんど祭』の準備はこうやります!!

とんど祭の前日、近くの竹林から竹を切り出しやぐらの組み立てを開始しました。今年は特に高い芯柱を立てることができました。
芯柱、4本の脚の竹を組み、張りをかけて補強します。その後中心部に角材を組み上げた囲炉裏を作り、燃えやすいようによく乾いた枝木などを詰めていきます。
囲炉裏のまわりに燃えやすい板木を立て掛けます。
やぐらの中に竹を詰めて大きくしていきます。
翌日のとんど祭には、33名が参加し賑やかに盛り上がりました。

2014年1月11日土曜日

今年初の『竹肥料づくり』を開始!

26年産ブランド米”里山の夢”の栽培に向けて「竹肥料づくり」を開始しました。
竹は農地を荒らす厄介者の一方で、土づくりで重要な土着菌の宝庫であり、天然の抗菌力や薬効などを備えた、生命力あふれた植物です。


竹を伐採後、専用の木材破砕機でパウダー状の竹粉に粉砕します。
破砕機の挿入口に竹をまるごと入れると、回転刃で粉状に粉砕します。粉砕された竹粉は上の筒から放出します。
竹の粉砕時にはものすごい大きな音がしますので、耳栓は必需品です。
竹肥料を製造する堆肥場に竹粉を持ち込み、牛糞堆肥と混合・発酵させます。
配合は、竹粉4:牛糞6の比率で混合します。
この日は、約7トンの竹粉を持ち込みましたが、春までに竹粉40トンを製造する計画です。
今年も美味しい米づくりに向けて頑張ります。