2010年10月26日火曜日

米・食味鑑定コンクールに出品しました!!

今日は北風がとても寒い日です。冬が近づいてきたな~って感じです。
ところで、エゴマの脱穀作業は3日前に終了しました。(上は終了直後の写真です)
今年は予想通り、収穫量が半減してしまいました。その原因は、①夏場の少雨で成長不足になってしまい、株が小さいものが多かった。②猛暑の影響か?葉を食害する害虫が大量発生し、実が付く花芽まで食べられてしまったことが、大きかったように思います。
有機・無農薬栽培は苦労も多いですが、来年の反省材料もあり、これに懲りず、また頑張ります!



第12回米・食味分析鑑定コンクール全国大会が11月20~21日に島根県松江市で開かれます。
今年取り組んできた竹パウダーを使った「良食米の栽培(米の食味向上)」の結果を試すため、初出品することにしました。
先日、JA庄原に食味鑑定を依頼、「中生新千本」が食味値85~86点の好結果でした。(通常の慣行栽培であれば、70点前後が標準値)
コンクールの一次審査通過基準(食味値85点)をクリアーしていることもあり、少し期待を持っています。
コンクールの概要について(ホームページより要約)
①一次審査・・・・出品されたすべての玄米の数値(水分・蛋白・アミロース・脂肪酸)を食味計で計測。85点以上が二次審査へ選出される。
②二次審査・・・・一次審査通過の玄米を白米に精米して、味度計で味度値を計測。
一次審査・二次審査の合計得点で上位40名が「総合部門」の最終審査へノミネート。
また、総合部門ノミネートを除くものから、全国を8ブロックに分け、地域品種栽培部門として各ブロック3~4名を最終審査へノミネート。
③最終審査・・・・大会当日、総合部門40検体を炊飯し試食30名の審査員によって投票。
金賞10名、特別賞若干名が決まる。また、地域品種栽培部門でも同様の審査を行い、ブロックごとに金賞1名、特別優秀賞若干名が決まる。
今回の私の出品内容は、『コシヒカリ(食味値82点)』と『中生新千本(食味値85点)』の2検体です。
一次審査通過に淡い期待です~。
今日、検体を発送しましたが、約2000点の出品の中から、20名の金賞と特別優秀賞に選ばれるのは、至難の業と思われます。
11月20日には地域でコンクールを見に行きます。
初めてのことなので、来年の栽培に生かせるよう、しっかり研修してきます!!

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