2013年9月13日金曜日

「里山の夢」米出荷検査始まる!!

 山内自治振興区では新規に食味分析計を導入しました。私たちの取り組んでいる竹肥料を使ったこだわりの米つくりでは、この「食味分析計」は必需品で①食味の仕分け、②品質管理、③営農指導に活用しています。
食味の分析は、米の中に含まれる”水分・タンパク・アミロース等”を計測し、食味値として表示されます。
一般的にタンパク・アミロースが低く、水分が高めの方が食味が良いとされていますが、タンパクの種類やミネラルなどの微量元素により、タンパク・アミロース・水分が同じでも食味が変わってくることがわかってきました。
この分析計の特徴は、サンプルに光を照射し、通過した波形を分析することで、人が食べた時の香り・味・口当たり・粘りなどの触感を食味感応試験評価の基準を基に、「炊飯し試食した評価」に近い食味値を表示します。
「里山の夢」として、出荷できる食味かどうかを判定し、合格した米だけを第2段階の等級検査にまわします。

 等級検査は、JA庄原山内低温農業倉庫で実施されます。

 山内自治振興区米つくり研究会の検査員のみなさんです。JA庄原の検査員と一緒に米品質の確認検査を行っています。
袋内の米を 抜き取り、水分値・整粒割合、被害粒などの確認を行い、等級を確定します。

最後に等級印を押印します。1等米のみを「里山の夢」として出荷します。

2013年9月9日月曜日

「里山の夢」本格的な稲刈りシーズンに!!


 殿垣内機械利用組合では、各個人でやっていた農作業を3年前から協同で行っています。
竹肥料で育てた「里山の夢」の稲刈りも好天時に3台のコンバインで一気に刈取りし、運搬、乾燥作業も8人のメンバーが日替わりで作業に当たります。
特に今年のような長雨の時は、刈取り適期に素早くやるのが米の品質を上げる要因の一つです。
まっちゃんも連日奮闘中です。

2013年9月6日金曜日

「里山の夢」特栽米の検査&試験圃場の生育調査

 8月30日に”安心!広島ブランド”特別栽培米の現地検査を広島県の担当部署が実施され、各圃場の栽培状況の確認が行われました。
私たち山内自治振興区米つくり研究会では、土づくりにこだわり美味しいお米を目指して竹肥料で育てた「里山の夢」の栽培をしています。
特に力を入れているのは、安心安全なお米を消費者の方々に届けるため、減農薬・減化学肥料に取り組んでいます。


昨年”大阪府民のいっちゃんうまい米コンテスト”で最優秀賞を獲得した新品種「あきさかり」の栽培試験を我家の圃場で行いました。
収穫を間近にし、広島県およびJA庄原の担当者による最終の現地生育調査が行われました。
市内10ヶ所の試験圃場の中でも、実の充実が他と比べてとても良いとの評価をいただきました。
竹肥料投入の効果が出ているようです。
調査地点の稲を刈り取り、穂の数や粒数および千粒重を調べ、本格導入の始まる来年度からの肥料設計等に利用されるようです。