2013年8月30日金曜日

第2弾「里山の夢」現地確認会を実施!!

 8月19日晴天、気温35℃、暑い~。
7月上旬に行った第1回現地確認会に続き、「里山の夢」栽培圃場の稲の生育状況を生産者と営農指導員、市担当者、JA担当者と一緒に調査を行いました。
7月上旬に草丈50~60㎝だった稲も、穂をつけ100㎝前後まで成長しています。今年は猛暑の影響で生長が5日程度早まっているようですが、生産者の皆さんも栽培管理には気を配っているようで順調のようです。
昼食は、今年販売する”新無洗米”の試食をしました。
この新しい方式による精米法は、栄養価と旨味のある亜糊粉層(玄米からヌカ層を少しずつ取り除き、白米の表面にある層)と胚芽を残すことにより、美味しく、ビタミンや食物繊維など栄養価の多いお米になります。
見た目も食べた感じも白米と同じで、玄米に相当する栄養価があることで生活習慣病の予防につながる健康的なお米です。今年収穫するお米を多くの消費者の方々に味わっていただきたいと思い頑張っています。

2013年8月18日日曜日

登熟期に”竹酢液”を散布!!

 出穂日(穂が40~50%出た時期)から10日~20日ごろが登熟期のピークに当たります。
光合成によって籾の中にデンプンが蓄積され、実が充実・熟成する大切な時期で、この登熟期の管理が品質を左右すると言われています。
私の栽培管理上のポイントは、① 出穂~開花~着果へ進む登熟中期までは、水をきらさないよう心掛ける。②最適登熟気温(日平均気温)は25℃といわれていますが、7月下旬~8月中旬の現在まで26~28℃で高温が続いています。夜の水の掛け流しなどで夜温を下げることがいいようです。③植物の生命と生長に必要なケイ酸・ミネラルを補給し、光合成の促進と代謝を促すため、天然の「珪酸塩白土(製品名リフレッシュ)」の700倍希釈液で葉面散布をします。④竹炭を焼くときにできる「竹酢」の500倍希釈液で病害虫防除を兼ねて葉面散布を行っています。
 

10アール当たり、約70リットルを夕方の涼しい時間帯に散布しています。今年も美味しいお米が収穫できますよう願いながら頑張っています。