2011年12月21日水曜日

機械利用組合臨時総会&忘年会

殿垣内機械利用組合の臨時総会を組合員8名全員参加で行いました。組合を立ち上げて3年過ぎましたが、機械の共同利用も作業の協同化も形になってきた感がします。特に今年の収穫作業は、コンバイン3台をフル稼働し、軽トラ5台で搬送したときは爽快でした~。
今日の議事は、来年から乾燥施設を協同運営するために、遠赤乾燥機・もみすり機等を購入する件について協議を行いました。①負担金の算定、②支払い方法、③運営・利用方法を話し合いました。特に運営面で刈り取りと乾燥のスケジュールをしっかり決めて行くことがスムーズな利用につながると思いました。

気の合った仲間でやる忘年会は楽しいですな~。

2011年12月18日日曜日

初冠雪、孫と一緒に!!

16日から全国的に寒波が襲来、17日の朝には我家の周りは数センチの雪景色となりました。これから本格的な冬が始まりますが、ハウスの中で小豆や黒大豆の脱穀・選別作業(ハウスの中は結構暖かです~)に励んでいます。


今、南米のコロンビア生まれの孫「ニコラス」が来日中。10か月の孫の笑顔に毎日元気をもらっています。私のかぶっている赤い帽子は「庄原食彩館 夢さくら」の生産者用の帽子です。

妻と一緒に作る玄米モチが大人気で毎日モチ作りと出荷に大忙しです。(今度、我家の玄米モチを紹介したいと思います。)

2011年12月16日金曜日

寒波到来!!寒む~”ミツバチも冬支度です。”

日本ミツバチの巣箱の中の様子です。冬になると採取できる花の蜜もなくなるため、個体数(蜂の数)を減らし春になるまで巣に保存した蜜でじっと冬を過ごします。(写真に巣の形が見えるのは個体数が少なくなった証拠です。)
昨日、寒さ対策に巣箱に麻袋のコモをまいてやりました。(上の巣は1号棟、本家です。)

これは2号棟、今年分封した分家です。

上は分家、3号棟です。

巣箱の底板を抜いて定期的に掃除をしてやります。花粉のカスや蜂の死骸を取り除き、バーナーで湿気取りと熱風消毒を兼ねて底板をあぶってやります。夏場週3回、冬場週1~2回程度掃除をしますが、夏はおとなしい蜂も、冬は餌の蜂蜜を守ろうとして攻撃的です。(毎年3、4回は刺されちゃいます。)

2011年12月14日水曜日

初めてのモミガラ燻炭づくりに挑戦!!

燻炭とは、モミガラを燻燃(いぶし焼き)して炭化させたもので、弱アルカリ性である特性を生かし、土に混ぜることで通気性や保水性を高め、根腐れ防止や酸性の土を中和させる効果が期待できる。
今日は、ホームセンターで燻炭器(1,480円)を購入、モミガラをJAのカントリー施設からもらい、早速作ってみることにしました。

燻炭器の円錐部に入るくらいの枝木・わら・廃材を準備し着火。燻炭器をかぶせます。


周りにモミガラを寄せます。しばらくすると、煙突から白い煙が出るようになったら、モミガラに火が点いた印です。着火の注意点は、しっかり火力を強めないと、モミガラに着火する前に消えてしまいます。(私は2度失敗????)

モミガラ袋3袋(300ℓ)が2時間で上の状態になります。表面が黒くなってきたら、下のモミガラをかぶせていきます。 2時間30分で全体をかき混ぜ、ムラなくいぶします。



3時間で完全にいぶすことができました。モミガラの形も残って良い燻炭ができました。


最後にジョロで消化します。《注意》完全に消さないと、白い灰になってしまいます。

2011年12月13日火曜日

無農薬栽培の小豆、黒大豆の収穫作業

11月末に収穫を始めた小豆「大納言」は、ご覧のようにしっかりと根が張り、大粒の実をつけています。「月刊現代農業」の記事に直播より育苗栽培をし、さらに根を切って茎からでてくる不定根を増やせば多収穫が可能とありました。通常、豆類の栽培では肥料は控え目が原則ですが、根を切ることで 有機肥料を使った多肥栽培で収量増を実現できました。



黒大豆も小豆と同様に、育苗した苗を根切し定植。有機・無農薬栽培で大粒の収穫ができました。
外で簡易乾燥後、ハウス内で追加乾燥行い、奥のブルーシートの中で手作業の脱穀作業をやってます。

2011年12月11日日曜日

『竹肥料研究会』この1年を振り返って!!

『山内竹肥料研究会』で今年を振り返って、①今年度の反省と評価、②食味分析の見方及び研究(来年度に向けて食味値向上への対策)、③竹パウダーペレット化について、④竹パウダー米の販売戦略、⑤宣伝看板設置、について協議を行いました。庄原市営農指導員の若山先生、庄原市役所農業振興課延藤さん、JA庄原営農センター長三河さんにも出席してもらい、専門的見地からアドバイスをもらいました。
今年度の成果としては、竹肥料栽培田を前年の2倍(3ヘクタール)に増やし、JA庄原の奨励品種『どんとこい』『コシヒカリ』を中心に良食味米栽培に取り組みました。また、広島県安心ブランドの申請を行い、農薬・化学肥料を半分以下に抑えた安心・安全な米作りの目標達成をしました。米コンクール出品も北海道大会、大阪大会、米食味鑑定コンクール国際大会にも参加し、上位成績を残すことができ、来年に向けて更なる改善を目指す具体的な対策を検討することができました。
そして、美味しい米の販売に向け、自治振興センターの壁に国道から見えるよう宣伝看板『竹のめぐみ米』を設置、都市部の消費者との交流(田植え~稲刈り体験イベント)を図り、安心・安全な米販売につなげていくことを提案し閉会となりました。

2011年12月10日土曜日

大阪の米コンテストに行ってきました。



報告が遅くなりましたが、11月20日に大阪万博公園内の大阪ガスショールームで行われた『大阪府民のいっちゃんうまい!米コンテスト』の最終審査を視察に行ってきました。 




全国から372点の応募があり、上記のノミネートボードは2次審査通過の45点を表示してありました。先日、実行委員会から審査結果の報告書が届き、『山内竹肥料研究会』からの出品2点のうちの、コシヒカリ(生産者石原昭二氏)が3次審査(上位30点)に残っていました。最終審査手前まで行けたことは、研究会の今後の励みとして更にレベルアップを目指します。

五つ星お米マイスターとゲストによる最終審査の様子です。最終ノミネート6点を実際に試食し、味、香、粘り、食感などの総合点で優勝者が決定します。
福島県(コシヒカリ)、群馬県(コシヒカリ)、岩手県(ひとめぼれ)、福井県(ひとめぼれ)、山形県(コシヒカリ)、広島県(ひとめぼれ)の中から、広島県庄原市の藤本農産のひとめぼれが優勝しました。私たちと同じ市内の米が選ばれたことは、他事ながら喜ばしいことです。


『わしらも来年こそはやるぞ~』