2011年7月31日日曜日

農機具展示会『in東広島』

 今日は、東広島で開かれた農機具展示会に行ってきました。特に購入の目的はなかったのですが、ヤンマーの稲田店長の誘いで、農作業の骨休めも兼ねて出かけました。



食堂の前で行われた農機具説明会にはたくさんの人が集まりました。



最近の田植え機は疎植植え(株間を広く植えて苗の省力化と健康な稲株作りを目的に最近良く行われでいます。)もできるよう、株間18~30cmの6段切り替えや、Uターン時の土の盛り上がりを自動整地できる装置、肥料の無駄を減らす工夫など、いろいろな面で進化しています。



また、田んぼへの出入り時に起こりやすい転倒事故防止の対策も考えてありました。(乗車せずに手前ハンドルで操作できる。)



これは小型の12馬力トラクターですが、小回転、ロータリーの昇降ワンタッチレバーなど使いやすくなっています。私たちの機械利用組合では農機具の共同利用に取り組んでいますが、まず欲しいのは35馬力級のトラクターかな?














2011年7月25日月曜日

イノシシ対策の電気柵設置!!



9月の収穫まで一ヶ月半、イノシシの侵入に備えて電気柵の設置をしました。2~3年前よりこの付近にも頻繁に出没するようになり、昨年から近隣の田んぼと共同で設置をしています。

2011年7月22日金曜日

特別栽培米にミネラル補給!!

特別栽培米の『コシヒカリ』『どんとこい』の2品種に、総合ミネラル「宝素」を追肥として10アール当たり1袋(20㎏)を散布しました。散布時期は出穂前25~20日を目安に行います。






純度の高いミネラルで成分表のとおり、ケイ酸と微量要素をバランスよく含んでいます。(人間でいえばビタミン補給みたいなものです。)

値段の方も1袋1,950円とお高いですが、良質米栽培の決め手になると考え導入しました。(効用が袋の裏に書かれてます。)





2011年7月21日木曜日

稲穂が出た~

大型台風6号の通過後、田んぼの見回り中にもち米「ヒメノモチ」に初穂が出ているのを確認しました。ヒメノモチの栽培は今年が初めてのため、予想以上に早い出穂に少し驚くとともに、元気に実をつけてくれたことに喜びも大きいです。

2011年7月16日土曜日

特別栽培米の看板設置と現地視察を実施!!

山内竹肥料研究会で取り組んでいる『山内ブランド特別栽培米』の看板を16か所(約4ha)のほ場に設置しました。

7月15日には若山営農指導員さん、庄原市役所農林振興課・JA庄原営農センターの担当者に各圃場の稲の管理状況を視察・指導をしていただきました。 






稲姿や 草丈、葉色、茎数による生育判断を行いました。どのほ場の稲も竹肥料の使用で茎や葉が丈夫、肥効もよく順調に生育しているとの評価をいただきました。

次回の現地視察を穂が出そろった8月22日に行ないます。




2011年7月13日水曜日

スイートコーンの初収穫!!

「安心!広島ブランド」野菜として栽培したスイートコーンの初収穫をしました。
一昨年、昨年とアナグマの被害に会いましたので、先日電気柵で防御網をつくりました。




スイートコーンの栽培のポイントは、①元肥として堆肥をしっかり入れる。②受粉しやすいように2列以上植え付ける。③雄花は受粉後は害虫のアワノメイガの幼虫の侵入を減らすため、すみやかに取り除く。(上の写真)④1本に実は1個だけ残して後は摘み取り、実を大きく育てる。






実も充実したものが取れました。早速食べましたが美味しいで~す。







2011年7月7日木曜日

米流通の視察研修に行きました。

山内自治振興区の竹肥料研究会で『安心!広島ブランド』の米作りに取り組んでいるメンバーで視察研修を行いました。
視察先は広島市にあるアクト中食(株)で創業100年を迎えられた老舗です。現在、業務用食品やお米・酒類などの食材を中心に、お客のさまざまなニーズに応じた商品開発を行うなど新しい食サービスのネットワークで成長企業として注目されている会社です。
現在の米市場の実態や消費者の動向など興味深いお話を伺い、今後の研究会での取り組み方向についての多くの参考意見をいただくことができました。

米穀事業部の工場を見学させていただきました。上の写真は米の低温保管庫で室温14~16℃に保たれています。月当たり500~600トン(米袋にして18000袋前後)の米が出入りしているそうで、広島県産を始め、他県産の米も保管してありました。


精米・計量・袋詰めの工程を見学させていただきましたが、機械化された設備の中で製品の安全性を保つための検査などが徹底されている様子が伺えました。



消費者のニーズに応じた商品が多数製造されています。貴社は宅配サービスをされており、お客様の意見を反映した製品開発やサービスの充実を図っておられます。


無洗米も最近はよくでるそうで、特に外食産業向けには炊飯窯の大きさに応じて計量された米を袋づめすることもやっておられます。きめ細かいニーズに応じたサービスの一端を見せてもらいました。



これは贈答用のお米で子供さんの誕生祝いの商品です。子供さんの顔写真に生まれたときの体重と同じ重さのお米が入っており、赤ちゃんを抱っこしている感覚がいいですね~。もちろん中身は新潟魚沼産ということでお値段も高そうです。

最後に担当の中村課長さんが言われましたが、少量多品目で大変ですが、お客様のニーズに応えていけるよう努力する旨を伝えてくださいました。

アクト中食(株)米穀事業部のみなさんにはお忙しい中、研修を受け入れて頂きありがとうございました。私たち生産者も消費者の皆さんに喜んで頂ける、安心・安全で美味しい米作りに頑張っていきます。











2011年7月5日火曜日

「ナスの収穫!」順調に行ってます。

早出し用に栽培した『安心!広島ブランド』のナスが、順調に実を付け収穫も忙しくなってきました。
今、「広島市内のユアーズ系のスーパー」へ減農薬野菜として、他には「農林振興公社の八木庄原産直市」と「庄原夢さくら」へも出荷しています。


手前が米ナスの『くろわし』で400g超級もめずらしくありません。、向こうが長ナス『庄屋大長』です。
  


手前はナスのベストセラーの中ナス『千両二号』、向こうが漬物用の小なす『竜馬』です。どの品種も すぐ売り切れる人気商品になっています。










2011年7月4日月曜日

百姓は草との闘いだ~

ご無沙汰しています。百姓ブログも2週間以上お休みしてしまいました。
最近は、早出しナスの収穫・出荷と田んぼや畑の草刈りに忙しくしています。
特に今年は「安心!広島ブランド」の米作りに取り組んでいるため、除草剤の使用を制限していますので、根気強く田んぼに入って草取りに励んでいるところです。

5月28日に田植えをした苗も1カ月を過ぎて、2~4本植えの苗も分けつが進んで茎も20本ぐらいに増えて草丈も60cmになりました。 株間には雑草が見えますが、田植え後2週間目に行った「チェーン除草」の効果もあり、全体的に少ないように感じます。


毎年雑草の多い田んぼでは、写真のように通称「ゆがら」がはびこっており、20アールの草取りに20時間かかりました。近所の人が近くを通られた時、「草が生えるぐらいの田でないと、米も取れんでの~」と励ましてもらいました。