2011年5月29日日曜日

ハデ干し米の田植え

5月28日は小雨日よりでしたが、ハデ干し米の田んぼを含め3枚の圃場の田植えを行いました。
夏の猛暑対策として昨年の田植えより10日ほど遅らせて行いました。
穂が出てから登熟までの期間が米の食味を左右するため、8月の猛暑を避け涼しくなってからの登熟を目指します。稲刈り時期も9月中旬から9月下旬と遅くなります。

5月4日に播種したコシヒカリの苗です。種もみも薄播きにし、ローラー掛けをして極太で丈夫な苗に仕上げました。見事な根張りしょう!!
田植えも疎植(坪50株以下)で平均3本苗の細植えで行います。田植え直後はさみしい感じですが、稲刈り時は立派な穂をつけてくれます。

2011年5月25日水曜日

黒大豆は直播より苗育苗で!!

黒大豆の栽培を始めて4年目ですが、1年目の収穫が良かった以外は不作が続いています。
原因は播種時期の遅れと直播による発芽不良と思われます。
先日「現代農業」の雑誌に黒大豆の多収のコツが掲載されいました。苗育苗で植付け時に主根を切ってやると肥料を十分吸収し実がたくさんつくそうです。
私の1年目で成功した時も、苗育苗でたまたま地面に張りついた根をはがした時に切れたのだと、納得した次第です。
そして、豆類は発芽時に水分と一緒に肥料分を吸い過ぎると発芽不良になるようで、今回はぬれタオルにくるんで一昼夜おいたものを種まきしました。

2011年5月23日月曜日

ナスの管理について

早出しナスのつもりでしたが、4月の定植後の低温と強い北風で苗が傷んだり、成長もいまいちです。
先日天気の良い日に、わき芽をとって「三本仕立て」を行いました。
一番花(果)の下から出る勢いのよい2本のわき芽と主枝を伸ばし、他のわき芽は小さいうちにとり除きます。

梅雨入り前に「敷きワラ」をします。私の場合は、製材所からいただいたバーク(木の皮)を株元に敷きつめます。
これから高温期に入るとマルチ内の温度が上がるため、根傷みや乾燥を防ぐ目的があります。敷きワラの厚さは3cm以上、梅雨明け後はマルチ全体に敷きつめた方が良いようです。

2011年5月19日木曜日

我家の田植が始まりました。

ハウスでの健苗づくりもいよいよ後半戦です。
今年は他家の苗づくりも行ったため、3回に分けて種まきし450箱を作りました。

昨日から前半の田植で、もち米「ヒメノモチ」、今日はうるち米「コシヒカリ」の田植です。
軽トラックに苗運びの荷台(60箱まで積める)を付け田んぼまで運搬します。

今日植える「コシヒカリ」の苗です。どうでしょうか!丈15cmの極太で葉先がピーンと伸びた良い苗でしょう。
私の健苗づくりは、①薄まき(一本一本が太い苗)、②水やりを控えめ(根張りの充実)、③綜合ミネラル(栄養バランス)、④ローラーがけ(倒伏しにくい苗)で行っています。

私の田植の特徴は、疎植植え(坪47株)、小株植え(平均3本)で行ってます。ゆっくりと1株ごとが充実した稲株に育っていきます。
今年は猛暑対策で後半の田植は5月28日~30日に昨年より10日遅らせて行います。

2011年5月9日月曜日

我家の日本ミツバチが分封しました。

5月9日(晴)我家で飼育している「日本ミツバチ」が分封しました。分封は4月末~5月にかけて新しい女王蜂が誕生し分家していくことです。
分封した蜂を捕まえるのは初めてのことで、蜂の先生(福山の近藤さん)のアドバイスで捕獲をすることにしました。

この日は、天気も良く10m離れた桜の木に集まって、写真のように固まりました。
横長の集団が下に向けて逆円錐型に変わった頃が捕獲のベストチャンスです。
4~5mの高さの枝に集まったため、はしごを使いロープで吊るした巣箱を逆さにして針金で枝に沿ってそぎ落としました。高所作業で危険なため汗だくになりました。

捕獲した蜂の集団は、テリトリー(半径2km)の外で世代交代(40~50日程度)が済むまで離して飼うのがよいそうです。農業仲間の同級生石原君の家に置かせてもらいました。

その二日後に2回目の分封がはじまりました。

この日は雨模様でしたので、桜の木では難しいと思ってましたら、巣から5mの小屋の軒先で雨を避けるように集まってきました。高さ2mで割とやさしく捕ることができました。

女王蜂について出てきたわけですから、元の巣の近くでも大丈夫なのではとのアドバイスもあり、捕獲した小屋の軒先に巣を据え付けました。

2011年5月7日土曜日

モグラ被害に困っています。

エンドウのうねにモグラが入り込み、あちこちで穴を開け、エンドウの茎が根こそぎやられています。
収穫を前にモグラ対策を検討中です。

続:秋植え野菜のその後!!

先日の「キヌサヤエンドウ」、「ソラマメ」に続き、通称「エジプト豆」、正式名は「ツタンカーメンの豆」らしい?が開花しました。
この豆は、煮汁が赤紫色になるため「炊き込みご飯」にすると、赤飯みたいです。

ホワイト系のニンニクです。4月後半から温かくなって一気に大きくなったような気がします。
球も順調に大きくなってきてると思います。収穫は6月ですが出来栄えがたのしみです。

白、赤、黄の3種植付けましたが、種まき・定植が1ヶ月遅かったせいもあり、冬の寒さで随分枯れてしまいました。その中で、黄の一般的な玉ねぎはまあまあの成長を見せています。
今シーズンは玉ねぎは栽培失敗例となってしまいました。

2011年5月5日木曜日

田植を前に共同で溝の管理作業。

5月10日からの取水開始に先立ち、ため池水系の関係受益者で用水路の草刈り・泥上げを行いました。

2011年5月3日火曜日

スイートコーンの定植。

ペーパーポットで育てた苗を定植しました。

うね間にバーク発酵鶏ふん・米ヌカ・油カス・竹パウダー・グリーンドクター・綜合ミネラルを投入した。

ウネ立てし、条間40cm、株間30cmでスイートコーンの定植をしました。


秋植え野菜「エンドウ」、「ソラマメ」が開花


秋に種まきした「キヌサヤエンドウ(上の写真)」の白い花、「ソラマメ(下の写真)」の紫の花が一週間ほど前から開花しました。
開花時期に液肥で追肥します。
今回はソラマメの発芽率が悪かったように思います。種に問題か?播種時期が遅かったのか?冬の寒さか?

田んぼの土づくりが重要!!

「土づくりが良質米づくりの基礎づくり」と考え、いろいろな取組みをしています。
先日散布した「竹肥料」につづき、「綜合ミネラル」100kg/10アールを散布。

米ヌカ100kg/10アールを散布。


竹炭おやじの会」の川森さんから購入した「竹炭」を200kg/10アールを散布しました。
この後、荒おこしをして完了しました。
今年は猛暑対策として、田植を例年より10日~2週間遅らせ、5月下旬~6月上旬に行います。

ローラー式苗押え機を使った健苗づくりに挑戦!!

幼少苗を押えて鍛えることで元気な苗を作ろうと、初めての試みをやってみました。
説明書には、①発根が促進され太くて丈夫な苗に育つ。②田植後の活着がよく分けつが多い。③収穫前に倒伏しにくい等の効果があると説明されています。
ローラーに水を入れて重量を調整するようになっており、3日におきに徐々に重くしていきます。
「三つ子の魂百まで」のことわざではないですが、健康な苗が豊かな実りをもたらすと考えています。